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中勘助 「犬」 初版本・大正13年・岩波書店・函

¥1,794(税込)
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アイテム説明

商品詳細

著者プロフィール
日本の小説家・詩人・随筆家。明治末期から大正初頭にかけて執筆した小説『銀の匙』が、学生時代の恩師である夏目漱石の推挙を受けて「東京朝日新聞」に連載されたことで文壇に認められる。漱石門下のひとりに位置づけられる一方で、文壇の潮流とは一線を画した文学活動を維持したことから「孤高の作家」と評される。

大正元年、「銀の匙」の前篇部分を書き上げた勘助は、学生時代の恩師である漱石にその原稿を送付した。「銀の匙」は漱石から高く評価され、漱石の推薦もあり大正2年4月から同年6月にかけて「東京朝日新聞」上に那珂名義で連載される。
「銀の匙」によって一躍注目を集める作家となったが、その後6年近くほとんど作品を発表せず沈黙を保った。
大正10年、森田草平の紹介で新潮社から『提婆達多』を刊行したのを皮切りに、同年12月には『銀の匙』を岩波書店から刊行するなど、作家としての活動を再開した。
大正13年、『犬 附 島守』を岩波書店から刊行。大正14年4月、発表していた『銀の匙』の改稿に着手する。同年7月、『沼のほとり』を岩波書店から刊行。翌大正15年4月、改稿した『銀の匙』を岩波書店から刊行する。
『銀の匙』以来長らく小説や日記体随筆を書く作家だったが、昭和10年に発表した詩集『琅玕』を端緒に、詩人としての文芸活動を開始した。昭和11年に詩集『機の音』、1937年(昭和12年)に詩集『吾往かん』、昭和13年に詩集『大戦の詩』、昭和14年に詩集『百城を落す』をそれぞれ岩波書店より立て続けに刊行した。
昭和35年12月、角川書店から『中勘助全集』の刊行を開始。同年「全集」完結と多年の業績により朝日文化賞を受賞した。

作品:
「回教徒軍の若い隊長に思いをよせる女の告白をきき、嫉妬と欲望に狂い悶えるバラモン僧は、呪法の力で女と己れを犬に化身させ、肉欲妄執の世界におぼれこむ。ユニークな設定を通し、人間の愛欲のもつ醜悪さを痛烈にえぐり出した異色作「犬」に、随筆「島守」を併収。」 Google Books

岩波書店・大正13年5月初版発行の中勘介「犬」函付きです。経年のヤケがありますが、シミや書き込み、蔵書印などはありません。
100年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。

※中勘助の以下の作品も出品しています。
詩集吾往かん 
銀の匙 
堤婆達多

商品の情報

カテゴリー:本・雑誌・漫画>>>本>>>文学・小説
商品の状態: やや傷や汚れあり


カラー名は、ショップ提供情報に基づいています。モデル画像は着用イメージとなります。色味は生地アップでご確認ください。画面設定等により実際の商品の色とは異なって見える場合がございます。

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