GREVEN F Herringbone 1999年製

GREVEN F Herringbone 1999年製 ビンテージ

◉シリアルNOやトップのトナーの色から、押尾コータローさんの愛機GREVEN D Herringbone Customと同時期に製作されたものと思われます。（押尾コータローさんの楽譜に愛機GREVEN D Herringbone CustomのS/Nは1097とありました）
セッティング状態もすこぶる良いので、神戸のヒロコーポレーション様を通してオーダーされて調整された逸品だと思われます。

◉トップ:スプルース（ベアクロー入り最高材）、サイド&バック:ローズウッド（マダガスカル）

◉薄いラッカー塗装の手工品なので、トップにはビンテージギター特有のウェザーチェックが入っています。

◉多少の傷はございますが、目立つ大きな打痕傷やクラック（板割れ）はなく、コンデイションの非常に良い１本です。

◉ペグはGOTHO製に交換されています。（プロのリペアマンの手で元穴も塞いだ丁寧な仕上げの加工がされています）

◉当方の趣味でペグの握りは黒檀製に交換してあります。（ゴールドの金属製のツマミも有りますが、金属の表面が経年劣化しています）

◉ネックのコンディションも良好で、フレットも擦り合わせ済みですのでまだまだ打ち直す必要もありません。

◉弦高はインストゥルメンタル仕様のため、ビビらない程度にベタベタに低く、大変弾きやすい状態です。

◉Herringboneとローズウッドのバインディング、ネックヒール部分のカービング（彫刻）の装飾がとても品が良くお洒落です。（写真4枚目）

◉トップ材は写真では分かりにくいかもしれませんが、綺麗なベアクローが入っており、貫禄ある一本です。（写真5、6枚目）

◉何よりサウンドは非常にウォーミーかつ乾いた枯れた音で、爪弾くといつまでも手放したくない感覚になります。言葉で表現するのは難しいのですが、あたたかく太い低中域はGREVEN特有の音で、20年間で培われてきた圧巻の響きです。

◉オールドマーチンのような色のトナーで、最近のものでは殆ど目にしない外観です。

◉自宅で爪弾いたり、レコーディングするのに最高なギターです。

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